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kaede

2025(令和7年)/12/19公開 120分 カラー シネマスコープ 映倫番号:125045 G
配給:東映 製作:アスミック・エース、C&Iエンタテインメント

数多くのアーティストにカバーされ27年にわたり愛され続けるスピッツの名曲「楓」。心揺さぶるメロディと歌詞は、聴く人それぞれに寄り添い、大切な人との別れや想い出を包み込む。その「楓」を原案に、新たなラブストーリーが誕生した。本作に挑むのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定勲。懸命に生きる人々の心の機微を鮮麗に映し出す。
大切な人を失う運命に向き合う主人公を演じるのは、福士蒼汰と福原遥。2人を支える友人たちには、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)ら若手実力派キャストが並ぶ。オリジナルストーリーを書き上げたのは、あらゆるジャンルで常に高く評価される脚本家・髙橋泉。音楽には、優れた楽曲をCM・映画・ドラマなど多方面に提供し音楽界を牽引する若き才能の持ち主・Yaffleが担当。
そして2人を繋ぐ場所となるニュージーランド。雄大な空と大地が、奇跡的な巡り合いをドラマチックに彩る。

楓
(C)2025 映画『楓』製作委員会

スタッフ

原案:
監督:
脚本:
音楽:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「楓」スピッツ

ストーリー

僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。
1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。
幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。
二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。
愛するからこそ、伝えられなかった想い。めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない。

楓
(C)2025 映画『楓』製作委員会
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