「娘の晴着」でスター卜を切った萩原徳三監督の第二回作品。原作は女流作家中里、美川、小山共作のNHK連続ラジオ小説。脚色は津路嘉郎が担当している。出演者は千秋みつる、吉川満子、細川俊夫、桜むつ子など。
旅の風来坊と盲目の娘が織りなす人情の機微と女スリ、チンピラやくざなどが入り乱れての珍道中を喜劇タッチで描く。東映歌舞伎で好評を得た舞台を大川橋蔵・橋幸夫のコンビで映画化した娯楽時代劇。
おじいちゃんが壊れていく。家族の戦争がはじまる
誰にしてみても、いつかは来る道-老いと痴呆。他人事なら可笑しいが、自分のこととなると哀しくて恐ろしい。痴呆症老人の異常な行動と、それに振り回され・・・