一世を驚倒させた二・二六事件に材を取り、叛乱軍の包囲下から首相官邸に生存する首相を救出しようとする人々の勇気と決断力を凄まじいスリルとサスペンスで描破する野心大作。
舞台は京都の祇園と宮川町。金のためなら他人の男でも平気で奪うドライ芸者・君蝶が、四人の男を手玉にとる凄腕ぶりを村山新次監督がねっとりとした描写し、匂うばかりの風俗の中に女の欲望を浮き彫りにしている。
「うっかり抱くと危ないよ!このカラダん中に爆弾抱えて生きてるんだ!」戦後、闇市時代に仇花のように狂い咲いた街の女たち―パンパン。原作は、戦後間もなく発表されるや、ベストセラーとなった田村泰次郎の「肉・・・