製作は大町龍夫。菊池寛の名戯曲から長瀬喜伴がシナリオを書き、堀内真直が監督に当たっている。撮影は、服部幹夫。出演者は徳大寺伸、故里やよいの他、河村黎吉、紅沢葉子、青山宏など。
製作は小倉武志で、同じく長瀬喜伴が脚本を書き、瑞穂春海が監督に当たっている。配役陣は若原雅夫、三宅邦子、美空ひばり、その他清水一郎、桜むつ子、文谷千代子、北龍二などの脇役に新人滝謙太郎が出演。
恵まれた家庭の一人娘が体験した社会の断面。だがその醜さや苦難にも負けず、明日への希望に胸ふくらます波子と、その父親の美しい情愛を清らかに浮彫りした会心のホームドラマ。