何度も映画化されている尾崎士郎のベストセラー長編小説『人生劇場』の『残侠編』を、時代劇に新風を吹き込んだ鬼才・沢島忠監督が映画化。兄弟分の男ふたりが、美しい遊女をめぐって恋敵となるものの、互いに義理・・・
アメリカ帰りの愚連隊と新興ヤクザが手を組み、旧勢力のヤクザ組織と壮絶な抗争を繰り広げる東映ギャング路線作。弾丸20万発!硝煙と流血の匂いの中に大スケールで勝負する鮮烈な迫力巨篇!
最低の生活にあえぐ地獄の街に生れた一人のならず者。ギャングの集団を裏切り、かつての生れ故郷を恐喝し、どぶ鼠のようにみじめに殺される男の姿を鮮烈非情のタッチで描く。
悪徳に塗りこめられた大都会の真只中を明暗二筋の人生を歩む二人の男、刑事と恐喝屋。手錠の影に爆発する男の友情と憎しみを通して、戦慄の姿なき暴力の実体をあばく異色アクション。
暴力団の幹部となって自ら人間を売った長男、巨額の金品を狙って生きるために一匹狼となる次男、そしてこの醜い世界を呪いつつ厳しい抵抗を試みる三男。憎悪と狂乱の檻の中で四千万円の幻に狂った兄弟三人のあぶく・・・
鉄道敷設に反対する川船頭たちと鉄道工夫たちのが争いを繰り返す明治末期の北九州に現れた流れ者のやくざが、鉄道工事に生き甲斐を見つけ、その完成に己の一生を賭して闘う姿を、燃えるような恋と凄絶なアクション・・・
バーに集まる女性をカモにして、肉体を貪り、金品をタカるバーテンをめぐり、洋裁学生、三十女、田舎娘、女子大生、女給などが、女の哀れな愚かな姿をさらけ出す。「ひも」に続く夜の青春シリーズ第2作。