持参金つきの婿入りを嫌って家出した旗本の次男坊が、不気味な謎に包まれた怪事件に巻き込まれ、最後に権力の影に潜む悪事の数々を暴いて正義の剣を振う大友柳太朗の颯爽剣の舞。
凶賊稲妻小僧の遺した財宝をめぐって巻き起こる美女殺人事件の謎に、敢然と立った捕物小町のお七ちゃんの活躍を、唄と踊り、剣と笑いをちりばめて贈る痛快捕物帖。
ふとした弾みで弟分源太郎を斬った草間の半次郎が、源次郎に替わって盲目の母親に孝養を尽くすが、そこに降りかかった危難を救うため、敢然と長脇差を抜く橋蔵颯爽の股旅篇。
勤皇派天童藩の姫君を護る青年剣士が、幕府の刺客団と虚々実々の闘争を繰り広げる道中記を、唄う浩太郎、剣の鯉之助に花園、円山、高島の青春五大スターで描く痛快篇。