「貧しくとも元太は強い!」少年文学近藤健原作を、『路傍の石』『女中っ子』児童映画の名作を世に出した巨匠田坂具隆監督が三度放つ感動大作。父を戦争で失った貧しい家庭の元太は、淋しがり屋で、暴れん坊だが、・・・
“ひも”と呼ばれる男とその罠にかかって転落の一途を辿る少女との葛藤を中心に、彩色豊かなネオンの陰で暗い宿命を背負いながら生きていく女たちの姿を、ドキュメンタリータッチで描く。
バーに集まる女性をカモにして、肉体を貪り、金品をタカるバーテンをめぐり、洋裁学生、三十女、田舎娘、女子大生、女給などが、女の哀れな愚かな姿をさらけ出す。「ひも」に続く夜の青春シリーズ第2作。
梅宮辰夫・緑魔子のコンビによる夜の青春シリーズ第4作。女を漁っては、バー、キャバレーに売り歩く男を主人公に、都会の裏面に呼吸し、悪徳の中に不思議な逞しさを持って生きる男と女の姿を描く。
梅宮辰夫・緑魔子のコンビによる夜の青春シリーズ第5作。大都会の裏側に寄生するガイドクラブを通じて、その生態とそこに働く女たちの生活、そして女に群がる男たちの姿を描き、金と性に踊らされる人間の姿を浮き・・・
梅宮辰夫・緑魔子のコンビによる夜の青春シリーズ第6作。金のために料亭女将の若いツバメになる男と、やくざ組長の妾になる女の二人を中心に、色と欲に憑かれた男と女の凄まじいまでの葛藤を描く。
明治末期の待合“立花”を舞台に、娼婦と旗本くずれの掏模との恋葛藤を描いた永井荷風原作「四畳半襖の下張」の映画化作品。荷風好みの淪落の女性像を浮彫りにし、美しくも妖しい独特の耽美世界が展開される。