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もう女に惚れるのはやめとこ思うたが、あかん、また惚れてしもうた!
好きよ!のかわりが無礼者!苦しゅうない、近こうがご本心!
女の季節を売り急ぐ、婚期の不安と焦燥を描いて女ごころの秘密に挑む!
想いをこめた黒髪の乱れ乱れて悩ましく恋に狂わんあで姿―
すべてこの世は金まかせ!と悟った男の活躍が痛快!
だましつつ、だまされつつ、女が妖しく許すとき……
恋もしごろの下町娘、灯ともしごろは涙ぐみ歌ってじれて夜を待つ!
水木洋子のオリジナル・シナリオを今井正が監督した社会喜劇。撮影は中尾駿一郎が担当している。
愛弟子大槻義一の監督昇進を祝して、木下恵介が自らの原作を脚色してそのスタートを飾った純愛もの。撮影は成島東一郎が担当している。
昨日は嵐、今日は晴、そして明日は、恋が私を訪れる!今日は涙で別れても、明日は笑顔で逢えるよう……橋の唄声、恋のかけ橋!