太平洋戦争末期、南海の一孤島に所在する海軍戦闘機隊基地を舞台に、無謀な戦争の悲劇に苦悩しつつも一途な祖国愛に燃えて淡々と死地に赴いた神風特攻隊員たちの悲しくも雄雄しい群像を描いた感動作。
ふとした運命のいたずらから父を失い、更には母の膝からも引き離された幼な子が、母恋しさの一念で野を越え山を越え、雪の越後路から信州へ、そして母のいる江戸へと健気な長旅を辿る。涙の子役・松島トモ子の名演・・・
絶賛の声を拍した前篇に続く待望の続篇で御台場ヶ原に対決した三四郎と宿敵槍垣源之助の死闘を経て、更に新しい強敵を作った三四郎が多感な青春を正義一途に生きる波乱の行状記で興奮と迫力の圧倒篇。