左源太・右源太の剣の冴え、百面童子の鬼神に勝る術、ばてれんの魔術、邪悪な鉄之助の忍術、そしてマリヤ姫と小雪に襲いかかる危機。果たしてギヤマン鏡は誰の手に?怪奇と痛快の入り乱れる冒険時代劇活劇第三篇。
千変万化の百面童子の活躍、ギヤマン鏡の謎を解くべく奮闘する左源太・右源太、恐ろしい毒蛇の罠、そして邪悪の忍術師・鉄之助の魔手など、思わず手に汗にぎる痛快冒険時代活劇第二編。
江戸時代を舞台にして、人間の善意を守ろうとする人々の暖かく美しい心の触れ合いを描いた山本周五郎文学の映画化。初恋の失敗談、女の業の哀しさ、生きることの感動、等を三篇に綴り、笑いと涙を盛った文芸作。
神の如き善意を抱きつつあらゆる世人の嘲弄と迫害とそして貧苦の中に、妻との愛情一途尚且つ自ら厳しく絵画道に生き抜いた又平の半生を描く。思わず微笑を誘う彼の奇異な人生の中に、切々と胸を打つ善意と愛情と哀・・・
不忠不義の汚名をともに主家を追われた勘平とお軽が受難のうちにたどる痛烈な悲劇。歌舞伎や浄瑠璃などの名作『仮名手本忠臣蔵』中の余りにも有名な物語を中村錦之助、千原しのぶで映画化。