片岡千恵蔵扮する名奉行・遠山の金さんが、江戸一円に流通する魔の贋造小判をめぐり、怪奇と恐怖に慄く庶民を守って江戸無宿金さんが神出鬼没、七面八臂の活躍を見せる。
赤城を逃れた国定忠治が流転の信州路で、二足草斡鞋の不良親分山形屋藤造をこらしめる御存知旅日記の一篇。構成比佐、監督松田、撮影川崎のトリオは興行価値絶対の作品。
近代文学史上に不滅の金字塔を打ち立てた横光利一の名作「日輪」を完璧の布陣を以て映画化した国産コニカラーシステムによる東映創立三周年記念第一回総天然色映画。未曾有の豪華篇、全東映人総出演。
「新書太閤記」の第二部、信長の彗眼にとまった籐吉郎が、一介の草履取りから機智縦横天武の才をふるって次第に取りたてられ桶狭間に初陣する迄の豪華スペクタクル合戦絵巻。
山賊か悪人か?領民に圧政をしく馬鹿殿様が悪人か?天衣無縫、荒くれ山賊達野純情とローマンスを心ゆく迄追いかけて天下万邦の笑いを終結する東映のユーモア意欲時代劇。