若山富三郎主演の捕物シリーズ第三話。葛龍詰め殺人事件から端を発し、大名屋敷の名に隠れて麻薬密輸と人買いを行う悪家老を相手に、人形いれずみの名推理も颯爽と宝禅流棒術を唸り飛ばすお玉ヶ池の名目明し・人形・・・
若山富三郎の人気捕物シリーズ第四話。振袖屋敷に次々と起る怪死事件をめぐって登場する怪浪人、謎の風流人、憂愁の娘芸人…。神田お王ヶ池の名目明し・人形佐七の法善流棒術と名推理が次々と事件の糸を解いていく・・・
ニッコリ笑って悪を斬る!ひばりの女剣客、歌と踊りで大あばれ!行儀見習いのため江戸の乳母のもとへ行ったお俊。市川米十郎のために一肌ぬいで、いなくなった役者の代役で舞台に上がる。
秩父天領に隠れ住む「朱紋一族」が江戸を舞台に捲き起こした怪事件を巡り、将軍家小姓の笛弦之助が、剣と名推理を駆使して意外な犯人を暴きます。青春スター沢村訥升の「蛇姫囃子」に続くシリーズ第二弾。
大井川に名を轟かせた暴れ者の川越人足が、捨て子を拾って育てていくうちに、父親としての愛情に芽生えるが、その子が大名の御落胤であることから、泣く泣く我が子の幸せを願いつつ、別れ別れになるという愛の涙を・・・
男が十年間抱き続けた恋心は、陽光きらめく祭りに、火を呼び、血の嵐を呼んで、遂に男を死に追いやる。港祭りに集まった人々の哀歓を背景に、七夕の彦星・織姫の哀恋に似た宿命的な恋を情感豊に描いた時代抒情詩。
京の公卿の姫君が抱く“和歌古今伝授三巻”を狙う怪しい集団。その目的に恐るべき陰謀が秘められていた。御存じ白装束の美剣士・源氏九郎が、双刀ふりかざし、底深い謎を暴いて行く。源義経を祖先にもつ美剣士・源・・・