里見浩太朗が華やかな神田祭りを背景に、腕と意気地で大暴れする痛快任侠篇。真山青果の原作「荒川の佐吉」から、愛し愛されながらも二途の道を歩まねばならぬ切ないやくざの恋や盲目の児を絆に結ばれる激しい愛の・・・
「秋葉の対決」「殴り込み道中」「富士見峠の対決」に続く次郎長シリーズ第四弾。えんま堂の石松殺し、お菊の哀話、仁吉の義侠などのエピソードを通じて、荒神山の決闘のクライマックスに達する痛快な物語を新鮮に・・・
ふとした運命から三年の海賊生活を送り、三人の仲間と漂流した黒潮太郎が、不屈の闘志で生き抜いて、三つの遺志と自分の復讐に大江戸を舞台に荒れ狂う雄壮痛快な時代劇。
兇状背負って旅に出て四年半ぶりに戻ってみれば、故郷は悪徳どん底に堕ち、そのうえ悪ボスにいびられる薄幸の女の姿に義憤を感じ、猛然と長脇差を振い暴れる三日月安の本格的股旅時代劇。
牢破りの責を問われて御用十手に追われた安中の草三郎。逃げ延びた土地で悪ボスに悩まされている親娘を助けたのが縁となり、豪快に長脇差を振って村の粛正に一役買う痛快任侠劇。
明朗奔放な若者に扮した高田浩吉が、姿を変えて平七万五千石の城下に忍びこむ。そこの姫気味と結婚する筈だったが、江戸表の陰謀の為にその姫君が窮地に落ち込んだためだ。若君の明朗剣が如何に悪を斬るか。浩吉の・・・