領主を叔父にもつ旗本の若君が、二足草鞋の悪徳親分と結託する強欲な役人の悪事を暴くため、ヤクザに姿をかえて暴力の町に殴り込むという恋と任侠の痛快時代劇。
香川登志緒原作で昭和37~43年に朝日放送系で放送され、関西地区では平均30%、最高60%以上の視聴率を誇ったTV時代劇コメディドラマ「てなもんや三度笠」を映画化した“てなもんや”シリーズの第1作。
父の仇討ちのために青春の日々を空しく費やした青年の心に人間らしい温みを呼び起こしたのは、仇の娘だった…。娘の清らかさを憎みながらも魅かれていく青年の葛藤を、東千代之介主演で描く。
近衛十四郎主演の「柳生武芸帳」シリーズ11作目。新陰流正統を主張して柳生新陰流に挑む幕屋新陰流と、利用されているとも知らずにこれと手を組む琵琶湖の水忍・湖賊らが十兵衛に挑戦し、三つ巴の死闘が、湖上に・・・