邦画ニュー・ウェーブの注目すべき一篇「純」は、東映出身の横山博人の第一回作品で、1978年4月に完成したが、国内公開の目途の立たぬまま、翌年度のカンヌ映画祭に出品。新人監督の登竜門「批評家週間」オー・・・
政治を勤かす人間の狂気、そしてその狂気に押しつぶされて行く人間群を追求する大胆な企てを映像化。触れてはならない黒の聖域<フィクサー>に、初めて肉迫した社会派娯楽大ドラマである。政界、財界、暴力社会を・・・
「柳生一族の陰謀」に次ぐ深作欣二監督と萬屋錦之介のコンビによる超大作。従来の仇討ち美談″調とは趣きを変え、赤穂城断絶に始まる壮大な戦いのロマンに焦点を絞り、斬新そのものの時代ドラマとして仕上がってい・・・
鈴木清順監督が十年ぶりにメガホンをとった作品で、若く美しい女子プロゴルファーが、ハード・トレーニングに耐え、大スターの地位を獲得するが、やがて住民エゴむき出しの主婦族によって抹殺されてしまう悲劇を描・・・
兇悪にしてファッショナブル、冷酷非情にしてどこか哀感を漂わす、現代ギャングの中のギャングを演じた菅原文太の意欲作。
菅原文太、三益愛子の母子コンビに、千葉真一、田中邦衛、岩城滉一、中島ゆたか、・・・
これはもう奇想天外!並のポルノ映画ではおよびもつかない悩殺篇だ。ズラリ居並ぶ芸者衆が、赤フン、青フン、白フンと色とりどりのフンドシ姿で乱痴気騒ぎ、よくぞここまで恥も外聞もなくエロに徹したと拍手を送り・・・