荒川の湖畔に発見された少女の死体。そこから端を発したこの事件は意外な方向に発展。社会福祉の名に隠れた大人達の醜行が、お馴染み七人の刑事によって暴かれる。
工事現場から掘り出された絞殺死体の捜査に当った七人の刑事が、唯一の手掛りである新興宗教の数珠の出所を追って聞き込みを開始、思わぬ不幸な女につき当る。人間味に溢れた第十九話。
郊外で嬰児殺害事件が発生し、出動したお馴染み刑事グループの前に暴露される複雑で醜い人間群像。現代の世相を鋭く捉えて絶賛を博した名物シリーズ第十三話。
「警視庁シリーズ」第14作。多摩川に浮び上った中年男の溺死体をめぐって巧妙に仕組まれた犯罪罠を、七人の刑事が血のにじむような苦闘の中にひもといてゆく。
官庁の守衛が殺され、金庫の金が盗まれた。容疑線上に浮んだ三人の男。しかしアリバイがある…‥お馴染み刑事七人が頭脳をふりしぼり、足を使って暴く計画犯罪の真相。
禁男の獄舎に閉じ込められた女たちの愛と性の実態を描いた人間ドラマ。男二人を殺傷して入所した女を主人公に、雑居房の9人の女たちの、歓び、哀しみを歌いながら、男の覗けぬ女だけの世界の異常なセックスを捉え・・・
全身に刺青を彫った鉄火肌の「やくざ一等兵」が、南支那の最前線部隊で痛快に暴れまくる。凄まじい戦場にあって、機銃を片手に、義理と人情に命を賭けた野放図な男の魂を描いた活劇篇。