日本人の心の深淵に潜む人間性をバイタリティ溢れるタッチで描く今村昌平監督が、「生」と「死」、「親」と「子」の人間関係の本質を追及し、徹底したリアリズムで厳しい労働とセックスを存分に描いた魂のドラマ。・・・
犬神財閥の創始者、佐平衛の謎につつまれた遺言状に端を発し、血の情念に根ざす愛と憎しみ、誰もが知らなかった犬神家の系譜が現実と過去の中で徐々に剥がされ、霧の湖畔に血も逆流するような連続殺人事件が・・・・・・
5人のしがないサラリーマンが計画した誘拐事件が巻き起こす騒動を描いた喜劇。脚本は瀬川昌治と、永井素夫による共同執筆、監督は脚本も執筆している前田陽一、撮影を吉川憲一がそれぞれ担当している。
「にっぽん美女物語」第二作目。お茶目な娘が四国遍路の旅に出たことから捲き起こす珍事件を描いた喜劇。脚本は下飯坂菊馬、監督は脚本も執筆している渡辺祐介、撮影を小杉正雄がそれぞれ担当している。