故郷の会津で大曾根俊作に柔術を習得する三四郎が、上京して矢野正五郎門下に入るまでの多難な運命を、黎明期の明治時代の潮流を背景として描いた柔道映画の決定版。
読売新聞に連載された村松逍風原作の近世名勝負物語を映画化。幕末の武州秩父を舞台に、武道対武道の激烈な闘争をめぐり、好漢・高野佐三郎の波乱に満ちた青春時代を描いた娯楽時代劇。
「続々魚河岸の石松」の続編。いよいよ石松は関西に出張し、相変わらぬ珍江戸っ子振りを発揮するという、エロ・喧嘩・人情何でも来いのカクテル娯楽編。
「娘の晴着」でスター卜を切った萩原徳三監督の第二回作品。原作は女流作家中里、美川、小山共作のNHK連続ラジオ小説。脚色は津路嘉郎が担当している。出演者は千秋みつる、吉川満子、細川俊夫、桜むつ子など。
サンデー毎日連載の村上元三の原作を若尾徳平が脚色、内出好吉が監督に当たった。片岡清、鈴木静一がそれぞれ撮影、音楽を担当。高田浩吉、高峰三枝子、水島道太郎、龍崎一郎、千秋みつる、幾野道子、藤代鮎子など・・・
前篇の興味も新たに正義の浪人青江京介が武州三万石の生死を賭けて縦横無尽の活躍をする。正義が勝つか!邪悪が勝つか!時代劇ファンを昂奮の坩堝に叩き込む痛快篇。
「母の罪」以来、幾多の佳作をおくった東映の浪曲母映画。愛児と分かれて苦難の人生を生き抜く若き母の半生と母を慕う子の涙を、御馴染みの名調子三門博、天津羽衣の浪曲で綴る感動の傑作。