誠の任侠道を貫くためにお互いに盃を交わして立ち上がる三人。好漢菅原文太、新鋭伊吹吾郎、重厚若山富三郎が、博徒の世界の厳しさと哀歓を、大正末期東京は吉原に美しくも壮絶に歌い上げる任侠大作の一篇。
極道シリーズ第7弾。今回の島村清吉こと若山は、レースのダボシャツで颯爽登場。いったんは釜ヶ崎を追われ、沢山の子分を抱えて遠く九州に落ち延びた若山が、再び勢力を建て直し古巣に戻って闘う。
組織からハジキ出され反抗する与太者。力には力で行動する一匹狼の逞しい姿を、男の友情と悲しみをまじえながら菅原文太が独特の個性で迫力いっぱいに演じる。組織からはみ出した愚連隊の意地と度胸を、痛快に描く・・・
雪の北陸、勝山の左義長祭りを背景に、小さなテキヤ一家に弟子入りした山城新伍のつらい修行の連続をコミカルに描く新シリーズ。田中小実昌の小説に題材を得て、山城のコミカルな持味を爆笑のうちに綴る大傑作篇。
ドクロマークにオートバイ・スピード・アクション・お色気と八方破れのカポネ団。地元新宿を追われ、とある漁村にやってきて、エネルギッシュにスクリーン狭しと大暴れする番長シリーズ第11弾。
山城新伍の艶笑喜劇。男子一生の志を立てて「5本の指に入る大実業家になるんや」と、飛び込んだところがトルコ風呂。ヒモの天才とミストルコ引き抜きの名人が、エロと笑いとアクションで対決する。
琉球がすりに、紺の日傘をかざし、静かに別れの曲を踊るラストシーンが印象的な沖縄オールロケによるシリーズ第5作。
運送会社を経営する主人公が悪徳ヤクザ相手に大暴れする姿を、復興途上の沖縄を舞台に・・・
金毘羅参りよろしく、四国は高松へと飛んだカポネ団。珍商売を始めては地元暴力団と激突するやら、ポルノ産業に手を出すやら、バイタリティー溢れまさに突撃開始のシリーズ第13弾。
小林旭の東映第1回主演作。ケチでスケベで喧嘩早い河内の三ゾロと呼ばれる暴れ者の三兄弟が、大資本と組んだヤクザ組織を相手に、破天荒な活躍を見せる笑いとエロのアクション巨編。
舞台は現代の大阪。クールな殺し屋に扮した鶴田浩二が、唯一人心から信じあえる友人のために命を張って強大な組織暴力に立ち向かう様を、凄まじいアクションの中に描くシリーズ第4弾。