明治中期、無法渦巻く北九州に、熱烈な郷土愛に燃え、青春の全てを賭けて凶徒たちと戦った男がいた…。川船頭から身を起し、国会議員の座にまで登りつめた伝説の侠客・吉田磯吉の若き日の姿を描いた怒涛の任侠アク・・・
真人間になろうとしてなりきれず、暴力でしか解決の道を選べなかった男。泥沼のような世界から這い出そうとして果たせず、傷だらけになって転落していった男。その愚かな青春の姿を梅宮辰夫が熱く演じたドラマ。
昭和初期の東京墨田河畔を舞台に、義理と人情の侠客道を最良と信じる親の跡目を継いだ梅宮辰夫演じる三代目が、あこぎなやくざ一家と縄張り争いで対決するにおよび、図らずも兄と斬り合わねばならぬ悲壮なめぐりあ・・・
掟、義理、人情の世界、そして博奕にかける男の執念といった、博徒の赤裸々な姿をずばりと描く任侠娯楽篇。六枚の花札に命を張る男達、全篇にみなぎる迫真の賭場シーンが見もの。
“博奕打ち”シリーズ第2弾。本作では、博徒の金看板といわれる“刺青”をクローズアップして、火の様に燃える男の世界、刺青師の生態を描く。出演者全員が、からくりもんもんの刺青を見せ話題をさらった。