次郎長血笑記シリーズ第三話。本作は、裸道中に保下田の久六殺しなど御馴染深いエピソードに、ビート族五人娘を登場させるなど新風溢れる作品となっている。
里見浩太朗が華やかな神田祭りを背景に、腕と意気地で大暴れする痛快任侠篇。真山青果の原作「荒川の佐吉」から、愛し愛されながらも二途の道を歩まねばならぬ切ないやくざの恋や盲目の児を絆に結ばれる激しい愛の・・・
「秋葉の対決」「殴り込み道中」「富士見峠の対決」に続く次郎長シリーズ第四弾。えんま堂の石松殺し、お菊の哀話、仁吉の義侠などのエピソードを通じて、荒神山の決闘のクライマックスに達する痛快な物語を新鮮に・・・
天下御免の浪人ながら、腕と度胸は百万石。正義の風流浪人が、お家横領の犠牲にされんとする姫君を守り、大江戸の無法地帯に阿修羅の白刃嵐を起す、胸もすく痛快時代劇。
大江戸の人気を二分する義賊・稲葉小僧と役者・中村仲蔵は双生児だった。奇しき運命の糸に操られつつ、人生の二筋を歩む兄弟の美しい交情と活躍を東千代之介の二役で描いた痛快篇。