使用方法 検索トップへ戻る
泣いて、笑って、喧嘩して、旅のあほう鳥、人の情に胸迫る愛と感動の珠玉篇!
小林、橋の名コンビで、唄よし、剣よし、喧嘩よし!
昨日の女が今日は知らぬ顔!おまけに一万二千両入れた三つの倉があとかたもなし!
刺青代わりに刀傷!刺そうと、切ろうと一歩も引かぬ!六連発を乳房にはさみ、女一匹殴り込み! 意地と度胸の任侠道に、あでに咲かせる裾模様!
女たらしで、酒のみで、とんだ男と思いきや、あきれかえった腕の冴え!
ギャーッ!美女の顔がみるみる怪猫に!生きながら壁にぬり込められた女の怨霊!
身ぶるいするお色気!身の毛もうよだつ恐ろしさ!
愛慾にたゞれた女の肌に断ちきれぬ盲執が蛇のようにからみつく!怪奇、妖艶の文芸異色篇!
この恋だけは命にかけても譲れねえ!お役所やくざ、人斬り浪人、いかさま坊主と、つむじまがりの三悪人!遊び人、人斬り浪人、いかさま坊主、いずれおとらぬつむじ曲りの三人男が、命を張った女とは…
腕は一本!目は一つ!白の着流し、黒襟かけて、模様代わりの経文を書きなぐり、愛刀“濡れ燕”を肩から引っさげ、江戸の無法街をのし歩く、人呼んで“おんな左膳”!