製作は小倉浩一郎、雑誌面白倶楽部連載の角田喜久雄の原作より、八尋不二が脚色、丸根賛太郎がメガホンを取っている。出演者の主なものは、鶴田浩二の一人三役、折原啓子、月形龍之介、宮城千賀子など。
江戸八百八丁に夜な夜な怪奇の戦慄を呼ぶ謎の殺人事件。その背後には赤穂義士討ち入りによって断絶した吉良家の呪いがあるという。果たしてその真相とは?角田喜久雄原作の怪奇時代小説を映画化した異色の娯楽作。
大江戸八百八町に戦慄をもって渦巻く邪宗闇太郎教の謎。漆黒の闇を縫う狂乱の殺人踊り。呪われた隠密屋敷の怪。殺人、呪詛、復讐がおりなす猟奇事件のまっ只中に、南町奉行同心・吾妻一兵と義侠の怪盗・疾風の市が・・・