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昭和7年・大阪を舞台に、五分刈り頭に度の強い近眼鏡、短い鉄管をくわえた異様な姿で、悪の化身のような男を演じる若山富三郎。従来の仁侠映画のパターンを破り、悪の塊を全編に織り込んだ異色任侠大作。
江戸は明けるぜ、明治の朝に!やくざ仁義も型破り!今宵別れの盃は、心に誓った三三九度!明治やくざのド根性!
衣ずれの音も妖しく、光の君の訪れに、禁断の女体が歓こびにおののく!
むかしも今も、男も女も、みんなが知っておきたいあの道この道!
宙におどって悪を斬る、白波けって剣林へ!ぼくらの美剣士大あばれ!
東海道は剣とお色気がいっぱい!
めぐり逢ったがわが子と呼べず、せめて一夜の子守唄!
竜之介盲いて心眼をひらき、兵馬追って剣を磨く!愛憎流転、相対峙する竜神の森!
忽然と消された二人の美女!黄金の謎を秘めて死を呼ぶ妖花白桔梗!
奥方のやわ肌にハタと困った身代り大名!混線の中に、正邪乱斗の剣風が渦巻く!